読書『挫折を愛する 』Ⅳ

今回で最後にしたい。

~自分なりの誓いの言葉を作って毎日鏡の前で唱えると、その言葉が体に染み込んでいき、自然に行動できるようになります。長い言葉にする必要はありません。「できる!できる!」とか「大丈夫、大丈夫」だけでもいい。~

著者が毎日鏡の前で誓いの言葉を唱えている様子は容易に想像できる。前回、私も誓いの言葉を作ってみた。だが、自分に言い聞かせなくてはならないほどの困難な状況にはなっていない。なぜなら、自分の中でハードルを大きく下げてしまったのだ。

~自分の持っていないものに目を向けるのではなく、自分が持っているものの大切さを考えれば、嫉妬心をプラスに変えていくことができる。~

嫉妬心を抱いているわけではないが、つい中古車情報サイトを当てどなくサーフィンしてしまう。だがこれを見て、家の前にたたずむマイカーに思いを馳せた。週に半分以上は乗らないし、まあ、身の丈にあった車だな。

同僚と共同作業をする。いろんな場面で先を越されることがある。持っていないものに目を向けるとつらくなる。比べてはいけない。自分の持っている能力を最大限、発揮すればよいのだ。

~他人は全く関係ない。あなた自身が幸せだと思えるかどうか。それがすべてではないでしょうか。そうなるために重要なのは「自分はこの世で唯一無二の存在なんだ」と認識することです。自分のことを好きになり、自分で自分を応援することです。~

自分のことを好きになるという気はないが、自分の時間は大切にしたいと思う。(R5.4/18記)