ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実 (2019)THE LAST FULL MEASURE
『パーム~』に続き観賞。
泣いた。久しぶりに泣けた。高評価だったのだが、あまり期待していなかったので、大収穫の気分だ。
よく観る戦争モノだ。銃撃、爆破の音と映像。戦闘シーンは相変わらず怖いな。昔はもっと平気だったような気がするけど、年取ったのかなとも思う。だが、本作は反戦を訴える映画ではない。「助けてもらった」という恩と兵士の誇りがテーマだ。
戦争で命を落とすことも辛いけど、生き延びることもまた辛いのだ。生き延びた兵士たちの「働きかけ」は恩返しでもあり、それにより自分たちもいくばくか救われるということだ。
ラストの始まりの事件で、もう私は危なかった。だがラストシーンでは、もうまったく涙を止められなかった。かの国は、ある兵士の偉業をきちんと称えることを忘れないのだ。一人一人をきちんと尊重している。ただそれだけに感動したのだ。
絶対おすすめの映画です。