読書9‐17『一流の人は本気で怒る』Ⅸ

何もかもコントロールしたがるな変えられるものは今ここ自分

同僚の協力を得ながらなんとか乗り切った問題があった。不安を抱えながらもスタートし、難なく順調に過ぎた時間もあった。気負い過ぎたのか時間を忘れて指導し、全体に迷惑をかけた時間があった。子どもの意図を汲み取れずに声を荒げて𠮟ってしまい、謝罪することになった問題もあった。すべてのすべてに意識を全力投入をし、なんとなく一日が過ぎる。それが人のために尽くすことになっているかどうかは分からない。が、お世話になった人には、礼を欠かさないようにした。

~人間はひとりひとり違う。完全に分かり合えることなど極めてまれなのです。まったく同じ価値観を持つことは不可能である。理解は偶然、誤解は当然です。その前提に立って生きてゆかないとストレスばかり溜まります。~

だから自分のことを理解してもらおうと思ってはならない。自分のことも誤解されて当然なのだ。それを嘆いてはならない。当たり前なのだから。

~自分で変えられるもの、コントロールできるものは「いま」「ここ」「自分」だけ。それ以外は自分の力では変えられないことをしっかり認識した方がいい。変えられないものをコントロールしようとするからストレスが溜まる。~

「いまここ」を調べたら、マインドフルネスという言葉に出会った。「今ここ」では無いことを考え続けてしまうと、無意識のうちにうつうつとした気持ちになりやすい、「今ここ」に注意を向けることで、ネガティブバイアスから解放され、心の安定が得られるとあった。

~「自分でコントロールできないことに悩まない。自分でコントロールできることに全力を尽くす」と心の中でゆっくりと唱えながら熱を冷ましてください。~

私は変えられないものをコントロールしようとしていないか。子どもをコントロールしようとしている場面もあるし、そうでなく子どもに合わせて対応している場面もある。

(R6.6/19記)