映画『SAND LAND(2023)』

SAND LAND(2023)日本 106分 監督 横嶋俊久

午前中は職場で過ごし、午後に年休を取って、久しぶりに市内の劇場へジョギングで向かった。本作は某サイトで高評価であり、気になっていた。

私にとっての鳥山明作品と言えば、『ドラゴンボール』よりも『アラレちゃん』だ。中学生の頃、一時ジャンプにハマっていた。だが『ドラゴンボール』が流行った頃にはマイブームではなくなったのだ。

本作は全くの評判通りだ。まず鳥山明の画が、とても心地よいというか、観る者を包み込むような感じを与えるのだ。また所々、笑いを誘うシーンや掛け合いが散りばめられているので全く退屈しない。そしてメインが勧善懲悪の王道ストーリーになっている。『ドラゴンボール』の人気が世界でゆるぎないのも分かるような気がする。正義、友情、真実といったワードがビシバシ浮かんでくる作品だ。

劇場で一番大きなスクリーンだったが、観客がまばらだったのが気になった。『サンドランド』のネームバリューが高くないのが惜しまれる。(R5.8/24記)