映画『 ウエスト・サイド・ストーリー (2021)』

エスト・サイド・ストーリー(2021)WEST SIDE STORY 監督 スティーヴン・スピルバーグ

ウイークデーだろうと時間がハマれば映画に行ってしまう。早めに職場を出て、小休止したのち、自転車で市内の劇場に向かった。某サイトの評価は気にせず、ネームバリューとスピルバーグ作品だという点から、鑑賞を決めた。

350人を収める一番大きい箱を貸し切りで観ることができた。宣伝文句でオリジナルを超えたと言っていたが、私はオリジナルを知らない。毎度のこと、予習する気もない。

歌とダンスは素晴らしかった。特に前半の男女問わずキレキレのダンスに目を奪われた。そして歌声もソロ、デュエット、掛け合いもストーリーにぴったりでよかった。特にヒロインの歌声は素晴らしいな。

スピルバーグ作品ということで鑑賞したのだが、オリジナルを知らないので、「らしさ」はよくわからなかった。巨匠なのだろうが、名もない監督の感動作だっていくらでもある。不意を突かれるような展開もなく、王道ストーリー。これで170分はつらい。アカデミー賞候補らしいが、これなら『ドライブ・マイカー』の方がいいな。(R4.2/16記)