読書7-13『それでも僕は前を向く』Ⅵ

日曜日。昼過ぎまで喫茶モーニングでのんびり過ごす。自転車がパンクで行きつけの自転車屋に持ち込むと、経年劣化のためタイヤ交換。午後からは娘たちが孫を連れてきて、手巻き寿司パーティー。ただただ慌ただしく終わる。

気持ちを切り替えて前を向くための言葉を紹介している。

~「今回の人生では…」という考え方の一つの意味は、何かを選択する場合、捨てたものへの未練を残さないということ。この言い回しは、あくまで気持ちを切り替えるための方便である。~

気になって「今回の人生では…」をググってみた。なんと筆者の著作にもなっているではないか。だから筆者独自の言葉なのだろう。

~「今回の人生では…」と言うと、なぜか、さらにさっぱりする。面白いものだ。言い方を否定形ではなく肯定形にすることもある。「今回の人生ではこっちを選ぼう」という言い方である。そうすると、すっきり前を向ける。前に向かって進んでいく力が湧いてくる。~

人生という言葉は重い。一生という意味もある。だが、そうではなく一瞬一瞬が人生の切れ目である。そこで人生が終わり、また始まるのだ。明日、年休を取るのか取らぬのか。取ると決めてしまえばいい。どうなろうと次の人生をやり直せばいいのだ。

~「今回の人生では…」という言い方をみなさんも大いに活用されてはいかがかと思う。多分、気持ちを切り替えるときにくよくよしなくてすむはずだ。すっきり気持ちを切り替えて前を向くことができるだろう。~

次のクラブ。クラブ見学なのに雨に降られそうだ。今回の人生では、どうなろうとそれに対応すればいい。気持ちを切り替え、次の人生でやり直せばいいのだ。今生きている人生が、一生分ではないのだ。(R5.2/5記)