読書7-13『それでも僕は前を向く』Ⅶ

帰宅してパソコンに向かう。生どら焼きにコーヒー。どちらも、こんなにうまいものか、と思う。ゆったりできるひと時。副交感神経の高まりも頂点に達しているだろうな。

~「人間至る処青山有り」人間はどこで死ぬか分からないが、自分のしたいことをしたのならどこで死んでもいいではないか。~

自分のしたいことって何だろうな。もっとあちこち車で旅行に行きたいな。車中泊もしてみたい。コロナでできなくなった、バンド活動、老人施設でのボランティアは再開したい。

この言葉をググってみたら「骨を埋める場所はどこにでもある、死ぬ場所にとらわれず、どこにでも活躍の場を広げろ」みたいな意味だった。活躍できるのなら、場所は問うなということか。やりたいことばかり考えていてはだめだ。できることを考えろ。

~僕にとっての人生の「師」に共通するものを考えてみると、3つある。一つは「平和と自由」を守るということ。もう一つは「権力におもねらない」ということ。そして3つめは、「個人に根差した合理主義・現実主義」。これらは僕の人生のスタンダード。自分の頭で考える個人の自立なくして社会も国もない。~

自分の人生のスタンダード、と言えるものがあるのはすごいな。今の自分の「師」というと2人浮かぶ。彼らの主張に共通するものが一つある。それは「本」である。それがこのブログを続ける支えにもなっているということだ。

~「全部を取ろうとしてはいけない」ということ。「独占するなかれ」言いかえれば「人生そこそこでいい」ということか。人生後半のスタンダードとしては意味の深い言葉だと思う。~

この年になって、全部取ろうという気持ちはなくなった。そういう気力も体力もないということだ。(R5.2/6記)