読書6-19『広く弱くつながって生きる』Ⅲ

筆者は横のつながりの作り方を提案している。

~まずは社会活動をきちんとやる必要があるでしょう。何らかの催しに積極的に参加してみることが大事だと思います。目的は参加することではなく、交友関係を広げること。簡単に言えば友達作りです。~

私の交友関係は狭いのだろうな。職場の同僚は縦のつながりとして、それ以外は組合、習い事程度の20人くらいしかない。もっと交友関係を広げることに積極的にならなくてはならないのだ。

~自分は絶対に悪にならないと過信したとたん、人間は暗黒面に落ちます。正義はいつでも悪に転ずる可能性があると自覚すること、悪を抑えようと思っている人たちとつながることが、非常に重要になってきている。~

ということは、自分も「悪を抑えよう」と思うことが大切だということだ。「絶対に悪にならない」と思うのではなく「悪を抑えよう」と思っていれば悪に転ずることはないのではないかな。

~外に出たり遊びに行くのも仕事だと思うのです。人間関係を広げたり知らない世界に足を踏み入れる「インプット」という仕事です。お金になることだけを「仕事」と定義する必要はありません。休日のインプットと平日のアウトプット。両輪で仕事が成り立っているという感覚を持ってください。~

仕事が終わって、家に帰ったら、読書したり、ブログを書いたりしている。それも自分の務めだと思っている。勤めも、努めも、務めも同じなのかもしれない。もう私は決めたのだ。「教師として向上しようとは思わない、人間として向上するのだ」と。仕事では自分を出し切ること。読書、視写、ブログ、映画で教養を高めること。両方を取り組んでいる。(R4.8/30記)