映画『アメリカン・ユートピア (2020)』

アメリカン・ユートピア (2020) DAVID BYRNE'S AMERICAN UTOPIA 監督 スパイク・リー

映画に関しての私の欠点は、某サイトの評価だけで情報をほとんど仕入れずに鑑賞を決めてしまうこと。『ポンポちゃん』の鑑賞後、有名味噌カツ店で昼食を食べ、古本屋で新書7冊も買ってしまい、また劇場へ戻る。この映画は「舞台を映画化」と書いてあったので、舞台劇を映画にしたものだと思い込んでいた。

どんなストーリーかと思いきや、ライブじゃないか。年配の男性が独りで歌い出し、ダンサーも加わる。そして打楽器、ギター、ベースと演奏者が増えていく。今調べてみたら、このおじさんは68歳だそうな。歌って踊って喋りもやって、全くの疲れ知らず。また、バンドメンバーも演奏だけでなくダンスもやって、すごくレベル高そう。そしてなぜか全員はだし。一番に思ったことは、「アメリカってすごい」ということ。

想像と違った作品だったけど、いいモノを観ることができたと思う。めったに聞くことができない「今回の上映はチケットすべて売り切れています」のアナウンスがあった。デビット・バーン、一つ知識が増えた。