映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム (2021)』

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム (2021) SPIDER-MAN: NO WAY HOME

監督 ジョン・ワッツ

ついに、ついに公開、スパイダーマンの最新作だ。座禅を終えた後、朝食、家人が実家に行くので駅まで車で送り、そのついでに市内の映画館で座席を確保。1時間もジョギングをしたのち、再度映画館に向かう。劇場はなんとほぼ満員。自分の隣に客がいるなんて実に久しぶりだ。コロナ前の古き良き映画館を思い出した。やはりスパイダーマンは別格なのだ、鑑賞すること自体がお祭りなのだ、と感じた。

作品自体も申し分ない。完璧な作品だと言い切れる。本作はもちろん、歴代作品を観てきた「スパイダーマン通」も満足させられる作品だ。

歴代のヴィランが登場することは予告編で知っていた。だが。もう先は書かない。本作だけではない、歴代の作品の諸々も回収しているのは見事としか言いようがない。

泣かせる部分もたくさんある。それも、歴代の作品を思い出し泣けてくるのだ。感動、驚嘆、興奮、郷愁。それがすべて味わえる。こういう映画も不朽の名作と言っていいと思う。おススメしなくても観ると思うけどね。(R4.1/8記)