映画『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』

9人の翻訳家 囚われたベストセラー (2019)LES TRADUCTEURS/THE TRANSLATORS
監督 レジス・ロワンサル

隣市のミニシアターで鑑賞。次の映画が目当てだったのだが、その前に上映される本作も高評価だったので予備知識は何もなく観ることにする。ミニシアターは本日サービスデー。1000円で観ることができた。

この作品、おもしろいです。ただ、私が遅寝早起きをしてしまい、コンディションがよくなく、前半夢うつつ状態になってしまった。私の斜め前の客はクライマックスでもいびきをかいていた。

なにせ9人も翻訳家が出てくるので、話はすこしややこしく感じるかもしれません。でも、そこのところはざっくり観ればいいと思います。前半はややこしさもありましたが、種明かしに迫るにつれて俄然おもしろくなってきます。ミステリーだそうですが、ジャンルは「痛快、勧善懲悪」でいいと思う。

登場人物のセリフ「文学の力を信じろ」が心に残りました。わたしもベストセラーな小説を読んでみようかと思いましたが、そうすると映画を観れなくなるので止めておきます。