映画『ゆるキャン△(2022)』

ゆるキャン△(2022)監督 京極義昭

実は道中でマスクを落としてしまい、仕方なく強盗のようにタオルを顔に巻いての鑑賞だったのだ。座席で途中で買ったおにぎりを食べ、メインの本作に臨んだ。コミックが原作だそうだ。

松竹のトレードマーク、実写の富士山からそのままアニメの富士山に変わる面白い演出。メンバーの一人が名古屋勤務で、ビルや地下鉄などのなじみの風景に引きこまれる。そして、各務原、大垣、犬山、志摩など、登場人物の名前にこれまたなじみのある地名が使われていたのだが、作者の出身地なのだろうか。

出てくる女の子だれもが可愛いのだが、キャンプというものが本当に好きなのだな。男っ気とかないのだが、大丈夫かな。キャンプ縛りなので、大きな盛り上がりはないのだが、こちらも大きな期待はせずに、それこそ、ゆるく鑑賞していました。

それでも「日常から離れて自分を見つめなおすことができる」というキャンプの魅力をきちんと文章化していて、そこに大いに納得したのでした。仕事柄、たまにキャンプをさせられてきたので、プライベートでキャンプをしようと思わなかったが、少し興味が湧きました。(R4.9/17記)