読書10‐11『心配症をなおす本』Ⅶ

とにかくもプラスの行動が根本だ周囲の人を幸せにしろ

昨夕より今朝まで孫が泊まりに来た。外食に連れていき、スーパー銭湯に寄って帰るという十二分なおもてなしをした。なんとなくこうすることに憧れていたのだ。慌ただしい時間が過ぎて、部屋は静まり返っている。

~森田理論の根本方針はとにかくプラスの行動をしていくことです。つまり、今自分の置かれている境遇や能力などを考えあわせたうえで、周囲の人たちがより便利に、幸せになるように行動するということです。~

不安になっても、心配しても、過去にとらわれても、前進はしない。そんなことに時間を費やすよりも、周囲の人たちが幸せになるように行動しろということだ。

~プラスの行動の中心になるものが「人のために尽くす」という行動なのです。~

今現在不安の真っただ中にいる人に、「人のために尽くしなさい」と言ってもなかなか実現は難しいだろうな。だけど、その行動の積み重ねが、不安解消やとらわれからの回避となるのだな。

~「子どもたちのことを考え、子どもたちのために行動する、つまりは『人のために尽くす』という行動を積み重ねていけば、あなたの心の中にしだいに子どもたちに対する愛情が育ってくるし、自分の行動に自信を持てるようになるものだ」~

子どもたちへの愛情とか、自分への自信というものがどうあれ、自分の仕事として、受け持ちの子どもたちのことを考え、その子たちのために行動するということを心がけよう。でも勤務時間の範囲を守りながら。(R6.11/17記)