デュアル(2022)DUAL 監督 ライリー・ステアンズ
土曜日の大きな行事の代休。隣市の複合商業施設内のシネマへ自転車で向かった。秋らしいいい天気で、45分程で到着。スーパーでカップコーヒーとフレンチトーストを買って食べて鑑賞に備えた。
ユニークな設定の物語である。不治の病にかかり、余命宣告を受けると、残された家族の悲しみを癒すためにクローンを作ることができると。だが幸いにも病を乗り越えると、クローンを破棄、もしくは決闘しなければならないと。表題は「決闘」を意味する。本人とクローンとのやり取りはまあ面白いかと思う。
しかし終盤は尻すぼみだな。主役のカレン・ギランを使いこなせていない。彼女は、そもそも『アベンジャーズ』であり、最近でも『ガンパウダー・ミルクシェイク』で切れ味あるアクションを見せている。ポスターだってそうなってるでしょ。息をのむようなバトルアクションと勧善懲悪クライマックスを期待していた私はまさに肩透かし状態となったとさ。(R4.10/24記)