映画『ハリエット』

ハリエット (2019) HARRIET 監督 ケイシー・レモンズ

『ウスタードホテル』の後、10分の休憩中に菓子パンを食べ、本作観賞に臨む。アメリカの奴隷制度の映画である。

アメリカの奴隷制度についてほとんど知識はなかったのだが、「へえ~」と思うことがいくつかあった。黒人でも奴隷とそうでない黒人がいる。また白人の味方をする黒人がいる。黒人を支援する白人もいる。制度も地域で違う。

奴隷と呼ばれる人間を所有物としていた時代があったのだ。それが法律で認められていた時代があったのだ。それにも改めて思い知らされる。

一人の女性が差別や不条理に負けず、どんどん、強くたくましくなっていく。そんな主人公の演技がとても印象的です。とてもタイムリーな映画だと思います。