読書『こんなリーダーになりたい』   (佐々木常夫)

こんなリーダーになりたい 私が学んだ24人の生き方 (文春新書 936) – 2013/9/20 佐々木 常夫 (著)

リーダーになりたくて手にした本ではない。リーダーだから手にした本でもない。あ、でも教室の中では、教師はリーダーかもしれない。でも、教師として読まなくても、一人間として読んでもとてもためになる本だと思う。

~リーダーとして肝要なこと「礼儀正しさは最大の攻撃力である。」「成功する人の共通点は規律を重んじる」組織を率いるリーダーは真摯さと自制心を心の軸に持つことが求められる。もう一つ大事なことは「リーダーとは学ぶことができる人」学ぶ力を得るためには人から学ぼうとする謙虚さがいる。~

礼儀正しさ。規律を重んじる心。真摯さ。自制心。学ぶ心。謙虚さ。この中で一番身につけないといけないのは自制心かな。自分の感情をコントロールする心が自分には足りない。
~自然がこの世の中での最高顧問である。自然の中で一日過ごすということは精神的リフレッシュにもなり、次の週の仕事にも大いなるエネルギーとなった。~

最高顧問という言い方がいいね。自然から学ぶという見方もできる。なんだかんだ言って人間は自然には勝てない。
~リーダーはメンバーに「向かうべき方向性」を明示しなければならない。混乱している仲間の先頭に立って「こっちへ進もう」と旗を振らなければならない。そして人間社会において「旗」とは言葉に他ならない。自らの意志や思想を最も明確に伝えることができるのは言葉でしかない。~

向かうべき方向性を明示するためには、独善であってはならない。すなわち学ばなければいけない。意志や思想を持てるように学ばねばならない。