映画『恋人はアンバー(2020)』

恋人はアンバー(2020)DATING AMBER 監督 デヴィッド・フレイン

午後から雨ということで久しぶりにマイカーで隣市のミニシアターへ向かった。途中、格安スーパーで買い物、ついでにおにぎりを2つ、昼食用に購入した。本作は特に予備知識もなく鑑賞する。

性的マイノリティという、自分の一番苦手な分野の映画だった。が、設定は面白い。ゲイであることを隠したい少年、レズであることを隠したい少女が偽装カップルになるというのだ。また、登場人物それぞれが個性的でユニーク。一癖も二癖もある奴らに何度も吹き出してしまった。特に、性教育のビデオ教材、そしてキャンピングカーのような家の多目的利用などは印象深いシーンだ。

ラストシーンは、自分は納得いかないのだけれど、仕方ないことだなと思う。少年の両親の夫婦仲が悪いのは、無理して男女がいっしょになることはない、ということを伝えたかったのだろうか。(R4.12/17記)