映画『 ナイトメア・アリー(2021) 』

ナイトメア・アリー(2021) NIGHTMARE ALLEY  監督 ギレルモ・デル・トロ

今日の勤務を午前中として午後年休、明日も一日年休。これで今年も20日間かっきし消化できた。と言っても割り振りのつもりで10時過ぎには職場を出て、ジョグで帰る。コメダでモーニングをして、市内の劇場へ向かった。

本作の予告編をいやというほど見させられ、いつの間にか鑑賞を決断。ブラッドリー、ケイト、デフォーなど豪華俳優陣が名を連ねることも後押し。

私は、見世物小屋の怪人が暴れまわるみたいなストーリーを想像していたのだが、まったく違っていた。しかし、面白い作品であった。アメリカの見世物小屋文化の一端を知ることができた。実際私は小学生のころ、祭りで見世物小屋に入ったことを思い出した。我が国がまねたのか、どこもまあ同じなのか、人権意識が薄かったのだ。

主題は、人は変わらない、ということ。私も、どう背伸びしたって結局は変わらないんだろうな。そして、ブラッドリーって、酒で人生を狂わせる役をやらせたら、きっと彼の右に出る者はいないと思う。『アリー』は偶然の一致だろうか。(R4.3/30記)