映画『ストックホルム・ケース』

ストックホルム・ケース (2018)STOCKHOLM 監督 ロバート・バドロー

本日23日は、隣市のミニシアターのサービスデーだ。私はこの日を待ち望んでいた。「観ダメ」をしようと決めていたのだ。まずは本作品。

ほとんど銀行の中でストーリーが進むも、展開が速くておもしろい。犯人側を中心に語られているが、警察たちもなかなかキャラが立っていて、見応えを高めています。

人質のからんだ事件への対応は難しい。悪を許してはならないし、人命を守らねばならない。警察や政府がどう判断するかによって、人質の心理も変わるものなのだ。自分は今まで、犯人と警察という視点でしか考えていなかった。人質の立場に思いを馳せる機会になった。

ラストシーン、ヒロインが劇中にくらべてとても美しく描かれている。それを見て、この映画は「ラブストーリー」なのだと確信した。