映画『355 (2022)』

355 THE355(2022)監督 サイモン・キンバーグ

この冬最も寒い週末、午後から市内の劇場で鑑賞。何といっても目当てはジェシカ・チャステインだ。彼女には『女神の見えざる手』で魅かれ『モリーズ・ゲーム』でとりこになった。予告編を観て知的な彼女がアクションをやるなんて、と思い楽しみにしていた。

私にとってはたまらない作品だ。評価があまり高くないのが信じられない。まず、銃撃、バトルのアクションがかっこいい。ジェシカもダイアンも強い女を演じている。二人とも40代半ばというのが信じられない。

そしてやはり女性が魅力的だ。それぞれが個性的で味がある。よくこれだけのキャストをそろえたな。私は彼女たちにずっと惹きつけられ、エンドまで全く飽きなかった。

女スパイが組織の闇に立ち向かうのだが、私は男だらけの腐敗しきった組織を思い出した。やはり男はだめだ。これからは女性が世直しをしていかなければならない。その点、日本は遅れてるねえ。(R4.2/5記)