映画『燃ゆる女の肖像』

燃ゆる女の肖像 (2019)PORTRAIT DE LA JEUNE FILLE EN FEU/PORTRAIT OF A LADY ON FIRE 監督 セリーヌ・シアマ

ブッククラブに続いて鑑賞。私の悪癖として、某サイトの中で解説等は読まずに(もしくは読んでも忘れてしまい)、評価点だけを見て鑑賞を決めてしまうところがある。今回もそんな感じ。私は途中で、「ああ、こういうラブストーリーだったのね」と気づいた。

ストーリーとしてはとてもおもしろいと思う。主人公の画家が青年だったらな。そうすればもっともっと自分も感情移入できただろうにな。でも、そうすると、きっと平凡な作品になってしまうのだろうな。

印象に残ったことを一つ上げるとしたら、音楽です。中盤に流れる音楽がとても心に残ったのです。あんな音楽聞いたことない。まるでカップルたちの境遇や行く末を暗示しているようなそんな曲だったのです。

ちょっと期待しすぎてしまったのかもしれません。でも客席は結構埋まっており、きっと素敵な映画なんだと思います。