読書8‐4『さらば脳ブーム』Ⅳ

筆者は具体的な食べ物の調理で例を挙げている。そこに興味を惹かれる。

~親子でホットケーキを作ることが親子関係によい影響を与えているのではないかと感じている。~

実を言うと、我が家では娘がまだ小さい時、日曜の朝によくホットーケーキを焼いていた。日曜の朝にかぎっては朝食づくりの主役は私だったのだ。

~全員がミルクの計測から始まる全ての工程で左右の背外側前頭前野が活性化していることが証明できた。また高次のコミュニケーション機能と関わる背内側前頭前野にも強い活性化が現れ、母親と意思疎通をしながら作業を進めていることも計測できた。~

ただ、親子で作ったというよりも、ほとんど私が調理のほとんどを進め、娘が手出しすることはなかった。ほぼ眺めていただけだったことの方が多い。でも、親子関係はそんなに悪くはないと自負している。こちらの一方的な思いだけかもしれないけど。

~幼少期に親子でホットケーキ作りの経験がある、親子でおやつ作りの経験がある、食事の手伝いの経験がある、と答えた大学生は心の健康度が高い。~

もう孫も幼稚園に通うくらい大きくなったが、先日遊びに来た時、ホットケーキを焼いてやった。この夏休みは、泊りに来るとか。その時には朝食にホットケーキを焼いてやることに決めている。(R5.5/24記)