読書7-10『1秒もムダに生きない 時間の上手な使い方』Ⅺ

朝から、整形外科で診察。今の病状をもっと精査するために、MRIを行うことになった。どうやら近所の整形外科では手の打ちようがないようだ。数年前の腰痛もそうだった。町医者の限界か。

休養でも、休憩でもない、休暇も大切なのだ。

~ときどききちんと休暇も取らないといけない。休暇は自分を見つめ直すよい機会です。毎日のルーチンワークを忙しく繰り返していると「思考停止」に陥ってしまいます。それ以外の発想が全く浮かんでこなくなるのです。改善のチャンスが生まれなくなってしまうのです。「独りよがり」に陥っている人が多いです。~

休憩ではあまりにも時間が少ない。休養は身体上の疲労回復がメインだ。やはり休暇こそが大切なのだ。「自分を見つめ直す」とは言うは易し。だが意外に難しい。自分を見つめ直そうと努めて出来るものでもない。ある程度の時間的なゆとりがあり、自分を埋没させていた仕事から距離を置かないと「自分を見つめ直す」なんてできないと思う。探そうと思って見つかるのではなく、知らぬ間に気づいているものだと思う。だからこそ、まとまった休暇が必要なのだ。

~休暇をとるというのは普段の生活のパターンに「ずれ」を意図的に生じさせるさようです。いつもの自分を見つめ直し、普段やっているルーチンワークが本当にそれでよいのか、という迷いの気分を心に入り込ませるチャンスでもあります。~

~昭和初期の日本は月月火水木金金と歌を歌い、不毛な太平洋戦争を戦いました。月月火水木金金の態度はあんなに愚かな判断を、取り返しのつかないくらいの愚かなパフォーマンスををもたらした。~

自分の行為に対して、迷うこと、疑うこと。それは見つめ直すことと同義なのかもしれない。(R5.1/7記)