読書7-10『1秒もムダに生きない 時間の上手な使い方』Ⅷ

新年2日目。年末年始のために、飲み薬をもらっているのだが、頚椎症の痛みは日ごとに増すようだ。正月休みはまだ続く。せっかくの休みなのに、診察が待ち遠しく思ってしまう。

~他者の眼差しに規定されない生き方をするということは、逆に自分も他者に眼差しを送って他者の生き方を規定しようと画策しないことも意味しています。他者の眼差しに規定されず、自律的に生きていたいのならば、他者の自律的な態度も尊重するのが、正しいマナーです。~

要は「自分が嫌なことは他人にもするな」ということなのだろうが、やはり、なるほどなと思う。

教育に携わっていると、それ自体が「他者の生き方を規定する」そのものなのだ。また、やおら年を取っているので、そして経験だけは積んでいるので、どうしても「上から目線」になるのだ。また組合活動にしても、立場上、相談される側に回る。これまた世話をしてやるなどと「上から目線」になりがちだ。いつしか他者の生き方を規定しようとし、そして自分も他者の眼差しに規定されることを許していたのかもしれない。

~大切なのは、自分として主体的に生きることであって、他者の眼差し、他者の価値観に自分を規定させないことなのです。~

この頃、「自分が他人にどう見られているか」を気にするようになっていた。他者の眼差しを気にしていたんだ。大切なのは、自分として主体的に生きること。もっともっと、自分がどう生きたらいいか、どう生きるべきか、考えなくてはいけないのかもしれない。(R5.1/2記)