読書『男はなぜこんなに苦しいのか』Ⅳ

相変わらずの酷暑が続く。今日は、もう最後だと思って職場からの帰り道、スーパーでアイスを買って食べながら帰った。100円アイスだが格別の味である。

台風が近づいている。それが過ぎれば少しは涼しくなるだろうか。

ストレスへの耐性のポイントは「あいさつ」のようだ。

~職場環境がいいか、悪いかの目安のポイントは「あいさつ」である。職場の生産性を向上させようと思うなら、業務内容の確認の他に職場のコミュニケーションを点検することが不可欠だ。~

あいさつを交わすことで生産性も向上するのだ。ちなみに、自分はあいさつなら、そうは負けないと思っている。相手より進んであいさつするし、すれ違っても「お疲れ様です」と声をかける。

~具体的にはまずしっかりと自分からあいさつすることだ。上司からの声かけは部下にとっての励みとなる。小さなところから全体の雰囲気が変わる。~

あいさつで最近思ったことは、英語圏のあいさつである。日本は「おはようございます」と言いっぱなし、声かけであるのに対し、英語圏のあいさつは、「ごきげんいかがですか」と相手に調子を尋ねている。私は、後者の方が相手を慮っており、優れていると思うのだ。そう考えると、自分は言いっぱなしだけで、相手を気遣っていないように思えるのだ。本来なら、あいさつをかける相手に、「調子はどう?」「気分はいかがですか?」と聞くべきだと思うのだ。

~人間は相手の表情をとらえ、その表情と同じ表情を相手に返す傾向を持っている。上司がにこやかに職場に入っていけば、その表情は部下に伝わり、部下同士のコミュニケーションにも役立つ。~

にこやかに、相手に微笑みかける。その余裕もなくしてはならない。「そうは負けない」なんてうぬぼれていてはいけないな。(R4.9/16記)