映画『ボイリング・ポイント/沸騰(2021)』

ボイリング・ポイント/沸騰(2021)BOILING POINT 監督 フィリップ・バランティー

マーベラス』終了後すぐに本作が始まる。チケット購入後、座席について、餃子弁当をもぞもぞ食べながら鑑賞。弁当はだめだ。パンとかおにぎりの方がいい。

ワンショット、長回しで撮影しているということで、興味を持って鑑賞に臨んだ。レストランの中での人間関係が映し出され、次々とトラブルが起きていく物語である。

ワンショットであるがゆえに、終始、舞台はレストランの中である。自分にはそれが単調に見えてしまった。立て続けに起こるトラブルもどうも心に引っかからない。そうこうしているうちに、食後ということもあり、寝落ちしてしまった。

しかし、終盤のトラブル、そしてその後の主人公の行動には心を奪われてしまう。結局は、自分が蒔いた種なのだ。と同時に、業界の厳しさ、店が生き残る大変さも感じた。そんなに競争しなくてはいけないものなのだろうか。温かみのない世の中になってしまったな、と思った。(R4.9/10記)