映画『サバカン(2022) 』

サバカン(2022) SABAKAN  監督 金沢知樹

今日も午前中勤務。職場で弁当を食べた後、家に帰り、マイカーで隣市に向かう。今日は隣市で用事があるのだが、その前に映画を観ようというのだ。シネマに到着し映画の終了時間を確認すると、用事の集合時間を過ぎることが判明。「少々遅れます」とラインをしておいた。

出色の高評価映画であり、観るには絶好のチャンスだ。いつ映画館を出るのか、終わりを気にしながら観てしまったのだが、それでも十分すぎるほどの感動作である。

泣けるポイントはいろいろだが、私は友達のお母さん登場で、すでにホロっときてしまった。母親一人で、幼子5人を育てている。主人公は5年生。それぞれの家庭が抱える豊かさ貧しさ、その違いをどことなく感じるのだろう。

友達との親交、そしてすれ違い。突然の別れ。誰でも多かれ少なかれ経験のあることだからこそ、感動も共感もできる。主人公の心のどこかに自分を感じたに違いない。親父も、もう一人のトモダチもよかった。

この夏のいちばんの作品で間違いないと思う。超おススメの映画です。(R4.8/25記)