映画『モガディシュ 脱出までの14日間(2021)』

モガディシュ 脱出までの14日間(2021)ESCAPE FROM MOGADISHU  監督 リュ・スンワン

夏季休業前は狂ったように映画を観ていたのに、まったく観なくなった。そう魅力的な作品もなかったし、風邪をひいたり、旅行に行ったりと、少し生活のリズムも変わっていた。ということで、久しぶりに映画鑑賞。隣市のミニシアターへマイカーで向かった。

高評価、そして韓国映画、ならば見逃してはならない。そして、やはり期待通りの作品であった。まずは、スケールが大きい。ソマリアの内戦が舞台だが、銃撃シーン、内戦、抗争など、ハリウッド映画同レベルの迫力であり、スクリーンの前に居るのがつらくなったほどだ。

そして韓国映画といえば、北との問題は切り離せない。それだけで映画の重みが一段とずっしりとくる。主義も体制も違うが民族は同じ。我々には理解できないジレンマも感じているのだろうな。そこにもドラマが感じられる。

終始緊迫したストーリーで約2時間をあっという間に駆け巡る。こういう映画を観なきゃいけないと心底思うのでありました。(R4.8/17記)