グランパス『3-0 ホーム浦和戦』

J1 第24節 8/6(土)19:00 豊田スタジアム

本当なら現地観戦するところだった。実は6日朝から喉が痛く、昼あたりから関節が痛み出し、熱も38℃近くまで上がっていた。そこからほぼ2日間、高熱に苦しめられることになった。グランパスにしては珍しいBS中継を録画し、翌日に観戦することにした。

まさに「永井祭り」のようなゲームだった。1点目は、給水?のためにピッチから出て、さりげなく戻り、カストロのパスを受け重廣にアシスト。2点目はDFのクリアミスを誘い、カウンターでカストロにアシスト。3点目は、永木へのアシストから、こぼれた球をシュート。

帰ってきた永井は、ただのストライカーではない。状況に応じて周りをうまく使うコンダクターでもあるのだ。FC東京での数年間が、彼を成熟させたのではないか。

永井の活躍が目立ったのだが、安定した組織だった守備も特筆ものだ。重廣、稲垣、レオシルバの2列目が中央をがっちり固め、相馬、森下が豊富な運動量で3バック、5バックを変幻させる。ピンチらしいピンチはほどんどなかった。

補充ではなく補強をしてくれて、熱に侵されながらも、これからのゲームも楽しみに思えてきた。(R4.8/8記)