読書6-17『ストレス一日決算主義』Ⅸ

以前も「息」について書いたが、興味惹かれることなのでもう一度取り上げたい。

~「生きる」ということは結局のところ「息をする」ということですよ。つまり心をこめて生きることとは、心をこめて息をすることにほかならないのです。呼吸を整えることで心をコントロールすることができる。不思議なことですが事実なのです。~

心をこめて息をするとは自分の呼吸にだけ意識を集中させるということ。その時だけは、気持ちは自分に向いている。我々は日々、たくさんの情報、仕事上の人間関係で、心を奪われたり、すり減らしたりしているのだ。心をこめて息をすることで、自分を取り戻すことができるのだ。

~よい呼吸は健康な心と体を作ります。しかも誰にでも簡単に行え、どこでも実践できます。辛い時はぜひ背筋をぐっと伸ばして、鼻から深く息を吸ってゆっくりと吐き出してみてください。~

今は夏季休業中だからしていないけど、毎朝、出勤前の数分を座禅に費やしていたこともある。すると仕事に対する否定的なイメージも軽減されるのだ。リセットした状態で、職場へ向かえるのだ。

~一息一息を大切にすること、それが一日決算主義の基であり、一日一日を有意義に生きること、それが一生を全うすることにつながるのです。~

この本を読むことで、今まで自分がやってきたことの裏付けができた気がする。(R4.8/1記)