劇場版 からかい上手の高木さん(2022)監督 赤城博昭
「あ、またやった・・・」コメダモーニングの後、帰宅し玄関前で気が付いた。家の鍵を置いて出て、家人は外出してしまっている。締め出されたわけだ。仕方なく、遅れかけた時計の電池交換をしに駅前の時計屋に立ち寄り、そして市内の劇場へ向かった。本作品は評価が高いので、もともと鑑賞を決めていた。
久しぶりのアニメ作品だ。劇場版らしいが、アニメシリーズは全く知らないが十分楽しめる作品である。出だしから、主人公とヒロインのやりとりが面白い。クラスメートも楽しく、可愛いやつばかりだ。青春学園ドラマなのだが、能天気ばかりではなく、それなりに上り下りのあるストーリーとなっている。
エンディングテーマのあの曲、いい歌だな。なんとヒロイン声優が歌っている。その歌声を最後まで味わい、帰ろうと思ったら、なんとまたおまけの物語が。まるでマーベル作品ではないか。そのあたりもお得感があります。
あんなにかわいい子が鉄板で自分を好きで、掌に載せられている。なんとあり得ない幸せなのだろう。若い奴らはそんなことを夢見るのだろうな。冷めた自分もいるが、いい気持ちになれる映画でした。(R4.6/12記)