読書『変わった世界 変わらない日本』Ⅴ

我が国の衰退に歯止めをかけるのは「外国」との関わりが鍵になりそうだ。

~協定を結ぶことが重要なのではなく、日本国内での外国人排斥をなくすことが重要だ。~

外国人排斥、という点からちょっと調べてみた。わかったのは、日本は難民の受け入れがとても少ないということ。難民の認定基準が厳格で、手続きの基準のハードルが高いそうだ。

~外国からの人材の導入は「外国に支配される」ことではない。それらに場を与えることなのだ。~

外国からの人材を積極的に導入しようとしない。「外国人に乗っ取られる」と思ってしまうのだ。

~日本国内でもさまざまな国の人々と共同で仕事を進めることだ。「規制緩和が必要」としばしば言われるのだが、最も重要な規制緩和は外国人労働力に対して門戸を開くことである。~

様々な国の人々と共同で仕事を進める、というのがなかなか実感が湧かない。自分の職場でいうと、外国人は、ALTと、通訳さんくらいである。外国人が学級担任をする時代もいつかやってくるのかな。管理職が外国人になって、欧米流の働き方をどんどん取り入れて改革してほしいな。(R4.6/8記)