映画『ライダーズ・オブ・ジャスティス 』(2020)

ライダーズ・オブ・ジャスティス(2020) RETFARDIGHEDENS RYTTERE/RIDERS OF JUSTICE 監督 アナス・トマス・イェンセン

3連休の中日。昨日はほぼ一日、孫の世話だった。今日は8時から市内の劇場で鑑賞。公開第1週だというのに、一日2本しかやらないなら、すぐにでも観なきゃ。朝早いのに仕方なく自転車で向かった。

面白い、感動までできる映画です。邦題を直訳したら「正義のライダーたち」。ああ、そういう物語かと思い、観たら全然そうではなかった。というより、敵の名前なのね。軍人が家族を殺された復讐劇ではあるのだが、要するにこれは、心に障害を抱えた者の物語なのだ。

軍人を含め、仲間たちの個性が強い。ダメさがハンパなく、愛おしさまで感じてしまうのだ。そのダメさは、ラストを左右するような展開になるのだけれど。思いもしなかった結末と、ラストシーンでは、これまでの流れをすべて回収してくれて、爽快感も味わえます。話題作に押され、肩身の狭く上映していますが、見逃し禁止の良作です。(R4.2/12記)