映画『決戦は日曜日 (2022)』

決戦は日曜日 (2022) 監督 坂下雄一郎

この三連休、結局毎日映画を観ることになった。朝食後すぐに市内の映画館に行き鑑賞。評価はほどほどだが、ほかによさげなものがなくて決定。

感動というものはない。異色作というところか。我が国の政治家、選挙といった悪しき実態を垣間見ることができる。ああ、だから日本の政治(家)は変わらないのだなという気持ちになる。

まず、男系社会だということ。我が国の女性蔑視は政治が変わらないからだ。女性候補は話題性でしかない。夫婦別姓など、まだまだ先の話だと思った。

そして、情報化社会は決して良いものではないということ。次から次へと押し寄せてくる情報に流されてしまう。腰を据えて取り組まねばならむ問題も、新しい情報にかき消されてしまうということ。

そんな政治や社会を変えるには、自分の持つ一票でしかないのだが、どちらかというと無力感を感じることになった。実態を知るにはいい作品です。(R4.1/10記)