読書『人生を面白くする 本物の教養』13

今回で終わりとしよう。

~自分のやりたいことをやる人生が一番素晴らしいと思っているのです。仕事であれば、ひたすらそれに打ち込めればいいし、仕事でなければ、ライフの方を充実させればいいと思います。ただしライフを充実する場合であってもプロ(一社会人)である以上は、期待された仕事はきちんとやりきることが前提であるのはいうまでもありません。~

私はライフを充実させたい。もちろん仕事をきちんとやりきったうえでだ。そのために、私は仕事を勤務時間内に収めることにしているのだが、それができるのも、かつては寝食を忘れるほど仕事に打ち込んだ経験とそれで培われたスキルがあるからかもしれない。だから、すべての世代の教員に、勤務時間を守れとか、ワークライフバランスを考えろとか言ってはならない。

~結局、心を込めていないことは、何をやっても意味がないのです。ビジネスは本気かどうかがすべてです。~

私は仕事をきちんとやりきったつもりになっているだけかもしれない。ビジネスに限らず「本気で、心を込めて」を肝に銘じておきたい。

~従業員は企業に過剰適応してほしくありません。一人ひとりが主体的に行動し、自分の人生や家族、友人を大切にし、「自分の頭で考える」生き方をしてほしいのです。~

~私たちはもっとメリハリのある生き方をしなければならないのです。職場や仕事に従属した意識を改める一方、合理的な仕事の仕方によって極力無駄を省き、その分私生活を充実させる生き方にシフトすべきです。そうすれば、おのずと人生の手ごたえが感じられてくるのではないでしょうか。~

仕事に人生を奪われたような生き方はしたくない。(R4.1/10記)