映画『アンテベラム (2020)』

アンテベラム (2020)  ANTEBELLUM  監督 ジェラルド・ブッシュ クリストファー・レンツ

ミニシアターのロビーで弁当を広げる。ちなみにカボチャの煮物、イワシの煮つけ、福神漬けなどの顔ぶれだ。『モール』の後の10分で食べきり、すぐ次の本作品を鑑賞する。本当だったらスリラーなんて選ばないけど、高評価だし『ゲットアウト』のプロデューサーということで、期待していた。

この作品、面白いですよ。表題は「アメリ南北戦争以前」だそうです。予告編を見て、タイムスリップ系の映画だとばかり思っていたので、最初から予想外の展開だったのです。現代と南北戦争以前がどうつながるのかと思ったら、なんとそういうことだったのですね。さすが、『ゲットアウト』のプロデューサーさん、やりますねえ。

予想外の切り口で、だが人種差別というテーマは貫かれている。それだけかの国では差別が根強いということなのでしょう。映画の魔力にまんまとひっかかってしまう、そんな印象的な映画です。このあとまた自転車で1時間かけて帰りました。(R3.12/11記)