映画『サマーフィルムにのって (2020) 』

サマーフィルムにのって (2020) IT'S A SUMMER FILM 監督 松本壮史

1本目を観てから、近所のコメダで休憩し再度ミニシアターに行く。この作品も観たかったのです。『子供は…』よりも評価が低かったのが心配でしたが、いや、こちらの方がおもしろいですよ。

『子供は…』も青春ものですが、本作は青春かつ学園もの。若い子がたくさんにぎやかにやってるだけでも、観ていて元気が出るものです。男女隔てなく、映画作りで合宿か、いいなあ。高校時代に戻れるものなら、あんなふうにしてみたいなあ。

そして主人公の伊藤万理華。映画愛、映画作りの情熱がひしひしと伝わってきます。元気で、力のある役を立派にこなしてます。調べてみるともと乃木坂なのですね。殺陣のキレがすごいと思ったけど、激しいダンスをこなせているからなのですね。

テンポよくストーリーが進み、クライマックス。私には思いもよらぬ展開でした。泣けたのは、不意を突いた展開なのか、主人公のまっすぐさなのか、分かりませんが、目いっぱいの爽快感と感動を受け取ることができました。

帰りは5時半、もう真っ暗。暗闇の中を自転車で帰るのはこわかった。(R3.10/16記)