表題の「今日すべきことを精一杯」というのは、「明日はないかもしれないよ」という意味を含んでいるかもしれない。
~人間が死の前に立たされることは、いろいろな意味で人間を成長させるものだと思います。人間を成長させるように、死をポジティブに受け取る姿勢を持ちたいものです。~
大病を患い、余命宣告を受けた人が残された日々を充実した時にできるように、人間を成長させるのだろう。
~人間は死ぬ生き物であるという宿命を持ち、死はやむを得ないことです。~
~私たちはいつかは必ず訪れる死というものを冷静に受け止めるための心の準備をいつもしていなければなりません。~
私も心持ちとしては「今日一日を精一杯」と思ってやっているのだが、いざ、死を目前にするとやはり取り乱すのだろうな。それもまた、無様な姿だろうな。
~いつ死ぬかわからない。だからいつ死んでもよいように、今の生き方をどうしたらよいか、ということを考える。死のほうから生き方を考えるということになる。生とは何かと言ってもわからないから、死から生を考える。そうすることによって有限の人間としての生き方がわかってくる。~
やはり、今日も生かされている、という考え方が必要だ。生きているのではなく、生かされている。それを有難く思い、大切にする。今日という一日が無意味なものであってはならない。最後の一日として過ごさねばならない。(R3.10/4記)