読書『心の病は食事で直す』Ⅱ

私は、薬というものが基本的に好きではない。薬なしでなんとかしたいと思っている。

自然治癒力は人体の内部から湧き出る「命の泉」であり、「生きる力」そのものである。自然治癒力を最大限に発揮させるには、個人にとって最適な量の栄養素を食物からとっておかねばならない。~

何がどれくらい最適かが分からねばなるまい。

~50歳を越えるとB12の吸収力が低下するから要注意。鉄が不足すると記憶力や集中力の低下、うつ病が発生する。マグネシウムの不足は脳の疲労うつ病、不安、不眠、震えを引き出す。~

~大量の砂糖や精製でんぷんが含まれ、血糖値を急激に上昇させる高GI食品である。膵臓と副腎がともに弱ってしまう。~

~デザートをやめただけでは不十分である。ほとんどの加工食品は砂糖を含んでいるからだ。~

~この食物は甘いかどうかを自問自答してみることである。もし甘ければ食べるべきではない。~

甘いものはよくないのだ。甘いものは太るからダメとかではなくて、血糖値上昇とか、膵臓、副腎へのダメージなのだ。だが、私は帰宅後のコーヒータイムの「友」が止められない。家人の分も買ってしまう。

~コーヒーに含まれるカフェインは副腎にアドレナリンの生産を命令し、血糖値を上げる。ニコチンやカフェインの摂取は、疲れ切った副腎や膵臓に鞭打ってさらに弱らせてしまう行為なので避けるべきである。~

~過剰のカフェインは腎臓へのストレスとなり、ミネラルを尿と一緒に排泄してしまう。~

前の職場では本当によくコーヒーを飲んでいた。朝食で、職場で仕事前に、午前中の休憩時、休職後の休憩、子どもを帰してから、帰宅してから、と最低でも計6杯だ。明らかな過剰摂取だ。心の病になった遠因かも知れないな。今は、ふだん朝と帰宅後に飲むだけだ。やはり職場で飲まないのが大きいな。酒やたばこをやらないからといって自分を許していたフシもあったのだろう。(R3.9.15記)