映画『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑 (2020)』

ピーターラビット2/バーナバスの誘惑 (2020) PETER RABBIT 2: THE RUNAWAY 監督 ウィル・グラック

本作も上映最終週になるのではないだろうか。評価がいいのは知っていたがなかなか観ることができなかった。この日は上映時間8時30分の一本のみ。ジョギング、朝食、草取りを済ませ、自転車で市内の映画館に向かった。

はばかりもなく言えば名作の類に入れてもいい。のっけから笑いどころが詰め込まれている。まさにドタバタ喜劇だ。登場人物、登場動物にはきちんと個性が色づけられており、ところどころで笑いの個性を発揮する。

だが、それで終わらない。泣かせる場面があるわけではないが、うんうんとうなづける場面がきちんとある。ある意味、人物、動物たちの成長物語である。「自分の評価は自分で決める」というのが心に響いた。きっと、笑いと感動の黄金律ってあるんだろうなって考えた。

客は私のほかに子連れが2組。だが、子どもが安心して観られるのも名作の条件と言ってもいい。ピーターラビット恐るべし。次作も観るだろうな。(R3.7.17記)