映画『プロジェクトV』

プロジェクトV (2020)  急先鋒/VANGUARD  監督 スタンリー・トン

今日は一日雨だったのだが、娘のカッパを着て自転車通勤した。市教委訪問の指導案も早々に片付けて、達成感と開放的気分に浸り、10分間の割り振り取得。隣市のショッピングセンター内の劇場に向かった。チケットを購入してからドトールでコーヒーを飲むとプレゼントがもらえる。今日もゲットした。

以前見たことがあるジャッキーチェンの作品は『カンフー・ヨガ』だったと思う。意外に面白かったことが今作の選択理由だ。本作もイントロシーンから一気に観客の心をわしづかみにする。拳法アクションは派手かつスピーディーでカメラが追いつかないほどである。

が、しかし。舞台はアフリカへ。猛獣をからませたいのは分かるが、CG処理が荒く、映像に違和感ありあり。またアフリカで活躍するヒロインが異様に色白でこれも違和感。その他、リアリティに欠ける部分が垣間見れる展開であった。

要するに「こてこて」なのだ。序盤はその映像の過激さに圧倒されたのだが、様々なド派手シーンが続くと、観ている側も疲れてしまう。後半は、敵とか味方とかも何が何だか分からなくなってしまった。

まさにエンターテイメント的な映画。こういうのを好きな方もいると思う。