読書『 人生という作文』Ⅱ

「自分を掘る」という言葉を使っている。

~自分とは何か。自分の内なる性とは。自分を知りたいと思うことが、ものを書き始めるきっかけになる。書くとは自分を知る事だ。自分を知るとは、自分の皮をはいでいくことだ。「自分を掘る」と私は呼んでいる。~

自分を知りたいと思うことが書き始めるきっかけになるとのこと。今のところ「自分を知りたい」という気持ちはない。でも、自分をわかっているわけでもない。

~なぜ、なぜ、なぜと自分の心に問いかけていく。ひとつひとつ。そうするとだんだん深くなる。それが私にとって「ものを書く」という事なんです。ふだん通り過ぎている事が思った以上にたくさんある。自分を掘って、掘って、底まで行ってみないと、自分が何を本気で考えているのかはわからない。~

今日(7日)、仕事の本格始動日だった。あわただしく時間が過ぎていった。勤務時間までに精一杯仕事を片付けている。それが日常なのだ。きっとたくさんのことが通り過ぎて行ったんだろうな。そこには自分を知る事ができるたくさんのチャンスがあったのだろう。自分を掘るっていうのは、その時々を思い返すことなのかもしれない。そういう余裕が作れたらいいな。