読書『自分の時間』Ⅱ

時間という概念はとても大切だ。時間は無限にあるわけではない。そして「一日一日が勝負」という言葉も耳にすることがある。

~あなたは毎日24時間で生活するしかない。24時間の中で健康も楽しみも金も満足も尊敬も得ていかなければならない。またその中で不滅の魂を向上させていかなければならない。~

「健康、楽しみ、金、満足、尊敬」、この中で一番得難いのは尊敬だな。そして一番関心がないのも尊敬だ。

~人生のすべては、この時間の利用の仕方次第で決まるのだ。幸福、誰もが到達しようとしてなかなか到達できないあの目標もここにかかっている。~

自分の時間を問い直すいうことは、自分の人生を問い直すということだ。

~職業としての仕事以外に何かをやりたいという欲求は、ある程度精神的に成熟した人たちに共通する。この欲求を満たすべく努力しないと焦りの感情が生じ、心の平安が得られない。~

定年まで仕事のみに没頭してきて、いざそこから離れると仕事の他に何もない。自分が精神的に成熟しているとは思わないが、そんな生き方はしたくない。「生きるために仕事をするのか、仕事をするために生きるのか」自分によくこの問いかけをする。