映画『ペイン・アンド・グローリー』

ペイン・アンド・グローリー (2019) DOLOR Y GLORIA/PAIN AND GLORY
監督 ペドロ・アルモドバル

隣市のミニシアター、3が付く日はサービスデー。『トーク・トゥ・ハー』の監督作品である。『トーク・トゥ・ハー』は都会まで観に行ったのだが、印象がとても強烈で、もう一度観てもいいなと思っている。

当然、期待したのだが、「ううん」という感じである。私の体調が整っていなかったのか、眠気との戦いであった。途中で炭酸を買ったのだが、それでも何度も眠気に負けてしまいそうだった。

表題からすると、「痛みと成長」ということだが、たくさんの病を抱えていたようだが、それと闘っている感じは見られない。苦渋の表情もない。『ラッシュ』のニキラウダの方が余程壮絶だ。主人公は映画監督であるが、これは要するに監督本人の自伝的映画ということなのだろうか。

体調万全で観れば、感想は変わったかもしれない。こんな映画もありますね。