読書『自分らしいキャリアのつくり方』Ⅴ

~人にいやなことをしないだけでなく、いやな目に遭っている人を助ける利他的行動は、自分自身を救うことが証明されている。50歳のころに次世代育成への積極的関与、つまり生殖性のある男女は、老年期には幸せで健康な人になる可能性が高い。~

私は特に、組合活動を通して、困っている人や嫌な目に遭っている人を助けたいと思う。若い先生を守り、育てることは、次世代育成だ。

~自分らしいキャリアをつくるためには、ふだんからいろいろな部署の人たちと付き合って弱い絆を広げておくことが有効だ。社外においても様々な人たちと付き合い、多様で開放的なネットワークを構築しておけば、そこからさらにチャンスは広がるのである。そのためには義理よりも人情を大事にすることと、見返りを期待しないで人の役に立つという姿勢で付き合うことが大切だ。~

自分の職場にはいろいろな部署というものがないのだが、バンド、手品、座禅など、社外の付き合いは大切にしよう。

義理とは、「物事の正しい筋道。また、人として守るべき正しい道。道理。すじ」のこと。人情とは「人としての情け。他人への思いやり」。道理よりも情けや思いやりを重んじるのだ。