読書『「すり減らない」働き方』Ⅲ

~生き抜くためには、息を抜くことこそ大事なのです。~

息を抜くとは、精神的にも、時間的にも、仕事に振り回されないことだと考える。

~自分の業務の範囲を明確に決めていて、言われたことしかやらないようにしていました。会社での付き合いも、歓送迎会など以外は極力参加しない。残業はほぼせず、定時で帰ります。有給休暇は必ず取得。「有給休暇は私の権利だ」と主張し必ず休みます。~

現在の私は、これらのことがほとんどできている。きっとこの本を読んで自分を勇気づけたに違いない。ところで、我が国の労働社会は、「自分の業務の範囲を明確にする」ってことが難しいんだよね。

~すべての仕事が満点でなくてもいいのです。つまり仕事の依頼主の満足度を得られるレベル、合格点をこえたものであれば、満点を取る必要はないのです。~

満点を取るつもりなどなくても、なんとなく巻き込まれるように長時間労働をしてしまうんだよね。だから第三者が「そんなにがんばらなくてもいい」と言ってあげないと。

~大事にしたいのは「所詮、仕事なんだ」という割り切りです。一見するとさめた視点ですが、これは豊かな人生を送るためにも、仕事を充実させるためにも重要な視点だと考えています。~

「仕事をするために生きるのか、生きるために仕事をするのか」ということです。生きることにくらべたら仕事は下位概念です。

「所詮、仕事なんだ」という考えは豊かな人生を送るために重要なのはわかるが、仕事を充実させるためなのだろうか。そこはちょっとわからないな。