読書『時間の作法』Ⅲ

 

少しずつ、本書のテーマである時間についての文章が出てくる。

~定時の5時で帰ることは白い目で見られ、逆に残業している人が働き者と認められる感覚はなかなかなくなりません。こうした感覚から離れないと、本当の意味での時間の有効活用は難しいと思います。~

我が職場は残業手当が出ない。本来は「タダ働き」というはずなのに、残業といっている。筆者の言うとおり、遅くまで仕事をしていると「熱心な先生」とよ認められる。そうでないと保護者の理解が得られないと思ってしまうのだ。

私はそれと闘っているのだけれど。
~時間を節約して作った時間を仕事に使って残業を続けるのならば、いったい何のための節約なのか、最終的に自分のための時間を作り、精神的にも肉体的にも豊かな生活を作るために節約した時間を生かさなければ、働きずくめの人生を送るだけです。何のための時間の効率化なのか。そこから考えることが時間の使い方の第一歩だと私は思います。~

きっと「熱心な先生」は働きずくめの人生を送りたいのだろうと私は思うようにしている。でも私はそうではない。仕事一色に染まらずに豊かな人生を送りたい。そのために時間を効率化したい。