2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

読書『自分らしいキャリアのつくり方』Ⅵ

自分らしいキャリアを作るには、信頼関係を築いていくことが大切なようだ。 ~信頼されるための能力とは、面と向かい合った相手に短時間でこの人間は信用できそうだと思わせる対人関係構築能力だ。それには発言したことと行うことの間に一貫性がなければなら…

読書『自分らしいキャリアのつくり方』Ⅴ

~人にいやなことをしないだけでなく、いやな目に遭っている人を助ける利他的行動は、自分自身を救うことが証明されている。50歳のころに次世代育成への積極的関与、つまり生殖性のある男女は、老年期には幸せで健康な人になる可能性が高い。~ 私は特に、組…

読書『自分らしいキャリアのつくり方』Ⅳ

~ライフテーマがあってそれを継続的にフォローしていると、キャリアの後半でそこに帰結することが往々にして起こる。だから現在の仕事とは関係のないことであっても、自分がずっと興味を持っていることは、細々とでもいいからやめずに勉強や情報収集を続け…

読書『自分らしいキャリアのつくり方』Ⅲ

スローキャリアといっても、現実は、毎日毎日仕事に追われるばかりである。 ~いわれたことを漫然とこなすのではなく、どうすればもっと楽しく働けるかを考え工夫することで、主体性を自分に取り戻すのである。~ いわれたことをこなすだけで精一杯というの…

読書『自分らしいキャリアのつくり方』Ⅱ

前回の「自ら律する」ことを改めて考えた。もう私はある意味「自ら立つ」ことはできている。だから、「律する」域、自分をコントロールすることが求められている。 ~同じ経験をしてもそこから何をどれだけ学ぶかは個人によってかなり差があるのだ。学びの差…

読書『 自分らしいキャリアのつくり方』(高橋俊介)

自分らしいキャリアのつくり方 (PHP新書) – 2009/8/18 高橋 俊介 (著) キャリアとは「職業・技能上の経験。経歴」である。自分らしい経歴のつくり方とは。 ~働く人にも立ち止まって己の人生やキャリアの来し方行く末に思いを馳せる「節目」の時間は絶対に必…

グランパス『1-0 vs川崎』

J1 第12節 キックオフ:8/23(日)18:00試合会場:豊田スタジアム 半年ぶりの観戦である。私はシーズンチケットを購入したこともあり、少々優先的にチケットを入手することができる。コロナ対策としての観戦がどんなものであるかに興味があった。指定席なの…

読書『働きすぎの時代』Ⅶ

長時間労働はまだその他の影響を及ぼしている。 ~労働時間が1日10時間、週50時間を超えるほどに長ければ、健康で文化的な生活などできるはずがない。親たちの長時間労働は子どもたちにとっても不幸である。男女とも長時間労働比率の高い地域ほど出生率が低…

映画『おかあさんの被爆ピアノ』

おかあさんの被爆ピアノ (2020) 監督 五藤利弘 近くの食堂でお昼を食べ、すぐにまたミニシアター。戦争をテーマにしたものをやはり観ておくべきかな、という気持ちで観賞する。 主演の武藤十夢について学んだ。AKBのメンバーだって。気象予報士なんだって。…

映画『コリーニ事件』

コリーニ事件 (2019)THE COLLINI CASE 監督 マルコ・クロイツパイントナー 隣市のミニシアターで観賞。来週からいよいよ仕事。ゆく夏を惜しむかのように映画館へ向かった。なんとも地味な題名だが、評価がよかったので選ぶ。 「これはおもしろい!」法廷モノ…

読書『働きすぎの時代』Ⅵ

雇い主、事業者、使用者…いろんな言い方があるがやはりそちら側の責任が重いと思う。 ~仕事人間が長時間猛烈に働くことができるのは、雇い主がそれを歓迎しているか許しているからである。しかし、社員が「風呂敷残業」あるいは「フロッピー残業」をするの…

映画『弱虫ペダル』

弱虫ペダル (2020) 監督 三木康一郎 市内の映画館で観賞。その映画館は本作とともに『ドラえもん新恐竜』『今日から俺は』『ぐらんぶる』でラインナップをほぼ埋め尽くしていた。私は本作なら観てもいいかなと思った。なぜなら某サイトで驚異的な評価をたた…

読書『働きすぎの時代』Ⅴ

時間外労働は、法規制の抜け穴も原因だ。 ~第36条に定める時間が労働協定を労使で結ぶことを前提に、ほとんど無制限の残業を認めてきた。それも一因となって…時間外及び休日に労働させながら賃金も割増賃金も払わない「サービス残業」が蔓延してきた。~ ~…

読書『働きすぎの時代』Ⅳ

多分そうであろうと思っていたが、やはりそうだった。 ~日本は余暇あるいは自由時間の大きさでみると、今日でも先進国のなかでもっとも貧しい国にとどまっている。~ 我が国は、金銭的に豊かであっても、豊かにすごしてはいないのだ。もちろん今では金銭的…

読書『働きすぎの時代』Ⅲ

株価至上主義、グローバル化、情報通信技術の発達により労働時間が長くなった。 なぜ、労働時間が長くなってはいけないのか。 ~労働時間にはそれを越えては延長できない、肉体的、精神的、家族的、社会的限度がある。人間には一日の24時間を周期に生活して…

読書『働きすぎの時代』Ⅱ

労働時間はグローバル化とも深くかかわっている。 ~労働時間は企業活動のグローバル化から大きな影響を受けざるを得ない。グローバリゼーションとは多数の国々にまたがって生産と販売を行う多国籍企業を中心に企業活動の地球規模化が進行し、世界の諸地域間…

読書『働きすぎの時代』(森岡孝二)

働きすぎの時代 (岩波新書 新赤版 (963))– 2005/8/19 森岡 孝二 (著) 私は労働組合に加盟している。こじんまりとしているが活動的な団体である。働きすぎ、労働問題については敏感である。 ~「サービス残業」と呼ばれる「賃金不払い残業」。サービス残業は…

映画『ハリエット』

ハリエット (2019) HARRIET 監督 ケイシー・レモンズ 『ウスタードホテル』の後、10分の休憩中に菓子パンを食べ、本作観賞に臨む。アメリカの奴隷制度の映画である。 アメリカの奴隷制度についてほとんど知識はなかったのだが、「へえ~」と思うことがいくつ…

映画『ウスタード・ホテル』

ウスタード・ホテル(2012)Ustad Hotel インド 上映時間:151分 3が付く日は、隣市ミニシアターのサービスデーだ。一日暇なので、2本観ることにした。ところで、私がよく利用する映画情報サイトには本作の情報は全くない。でも、インド映画だから、間違い…

読書『民主主義はいかにして劣化するか』Ⅴ

溜飲が下がるとはこのことか。 ~会社側は当たり前のように「努力もしないで雇ってもらおうだなんて甘い」と罵りたがります。ですが、では他人を奴隷商人よろしくサービス残業や休日出勤でタダ働き同然にこき使い、それでも開き直っている企業経営者たちは甘…

読書『民主主義はいかにして劣化するか』Ⅳ

目的、手段というのは、その区別を見失いがちになる。 ~経済成長は手段であって、目的ではないのです。大切なのは成長して何を獲得するかなのだと私は思います。成長して誰にもチャンスが与えられる社会を築けたら、もっと多くの人がそれぞれの人生を楽しむ…

映画『T-34 レジェンド・オブ・ウォー 最強ディレクターズ・カット版』

T-34 レジェンド・オブ・ウォー 最強ディレクターズ・カット版 (2018) 監督 アレクセイ・シドロフ 隣市の映画館にて鑑賞。この作品、これまでけっこうあちこちで上映されていた。市内の映画館、隣市のミニシアターも。しかも高評価。が、ロシア映画なんて観…

読書『民主主義はいかにして劣化するか』Ⅲ

日本は戦争ができる国になった。となれば、その先に徴兵制がある。 ~「経済的徴兵制」軍隊に入って戦場で手柄を上げないことには将来が見えないという状況が作られるのが先でしょう。世の中でまともな生活をするためのパスポートとして軍隊経験が必要になる…

映画『SKIN/スキン 』

SKIN/スキン (2019) 監督 ガイ・ナティーヴ 市内の映画館で観賞。いやはや、ものすごい映画だ。題名を見て全く違う変な内容を想像してしまったが、全然そうではなかった。心にグサッと刺さりまくる衝撃作だ。 題名は「肌」の色のことだ。第91回アカデミー賞…

読書『民主主義はいかにして劣化するか』Ⅱ

調べたら「2019年11月20日、安倍晋三氏は憲政史上最長在任の首相となった。」とあった。 ~煎じ詰めれば有権者が支持しているということ。彼の独裁は国民各層に喜ばれていると言われてもにわかに反論できにくいのが現実。安倍政権は高い支持率を維持したまま…

読書『民主主義はいかにして劣化するか』(斎藤貴男)

民主主義はいかにして劣化するか (ベスト新書) – 2014/11/8斎藤 貴男 (著) あれは2014年のことだったのだ。私は組合活動と民間教育研究サークル活動に没頭しており、世の中の動きなど二の次だった。しかし、安倍首相が「外国から日本に船に乗って帰る家族」…

読書『〇に近い△を生きる』Ⅷ

そろそろ、最終回にしようと思う。 ~どんないいことをしても一割は批判をする人がいる。その空気に負けてはいけないのだ。大切なことは困難な状況にいる人たちが喜んでくれるかが大事。後ろ指も批判も恐れないことが大事。「別解力」を磨くためには空気に負…

読書『〇に近い△を生きる』Ⅶ

まだまだ「別解」についての言葉がある。 ~人間が生きていくうえでみんなと違うことをする「別解」という勇気が大切。~ 「別解」を見つけてもそれを実行する勇気も必要なのだ。 ~「世界のどこかで誰かが不正な目に遭っているとき、それを感じることができ…

読書『〇に近い△を生きる』Ⅵ

別解力を自分も身につけたい。 ~冷たい心の中では別解力はつかない。心を温めなければ別解力はつかない。心を温めるためには感動することが大切。~ 自分が映画を趣味にしていてよかった。 ~「にもかかわらず」という生き方が分かってくると、おもしろい「…

映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編 』

コンフィデンスマンJP プリンセス編 (2020) 監督 田中亮 『水曜日が消えた』の後、昼食を食べて、また観る。前作も劇場鑑賞をし、とても面白かったので、十分期待していった。 『水曜日が消えた』で中村倫也を褒めたが、この映画の長澤まさみも、全くの適役…