2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

映画『音楽』

音楽 (2019) ON-GAKU: OUR SOUND 監督 岩井澤健治 土砂降りの中、仕事も途中で見切りをつけ、ミニシアターに向かった。今日はその劇場のサービスデーで料金1000円だった。某サイトの評価は高い。そして上映時間は70分、そう帰宅も遅くならない。悪天候だが、…

読書『静思のすすめ』Ⅱ

観宿縁という言葉がある。 ~仏様が私に答えて下さったと思いました。「観宿縁」とは宿っているご縁を、いただいているご縁を歓びなさいという意味です。まさに「現実の肯定」と「感謝」以外の何ものでもありません。~ ~「これもご縁だから、出会いを大切…

映画『ランボー ラスト・ブラッド』

ランボー ラスト・ブラッド (2019)RAMBO: LAST BLOOD 監督 エイドリアン・グランバーグ 市内の映画館で鑑賞。ランボーシリーズの第5弾で完結編だそうだ。私はランボーシリーズは一つも観ていない。私は、昔は知的な作品、社会的な作品の方が好みだったのだ。…

読書『静思のすすめ』(大谷 徹奘)

静思のすすめ (文春新書) 2010/8/20大谷 徹奘 (著) 私は週に一度、禅寺に行き、座禅をしている。宗教に興味を持ち始め、宗教の本も読み始めた。それも自分の大きな変化だろう。 ~人間の苦しみの大きな原因の一つは「人間関係」だということです。「いい評価…

読書『一気に通読できる完訳「論語」』Ⅵ

自分の仕事に関わることが書いてあった。 ~誉める時は誉めるべき理由を確かめてから誉めるんだというのも、誉めるべき点を的確に指摘しさえすれば、後は自分たちで長所を真っすぐに伸ばしていくようになるものだからよ。~ 叱るときはその基準を示せとは言…

読書『一気に通読できる完訳「論語」』Ⅴ

もしかしたら、論語って「思いやり」と「指導者像」でまとめられるものではないかな。 ~思いやり深くあるためにはどうすればよいのですか?「人を愛することだ。日常での振る舞いを穏やかにし、行動は慎重に敬意を払って行い、人との交際では誠実であるよう…

読書『一気に通読できる完訳「論語」』Ⅳ

指導者というのも多く出てくる。指導者特集2回目だ。 ~指導者たる者は、弁舌さわやかでなくてもよいから、行動は機敏であってもらいたいものだな。~ 私も以前は上手に話そうとかしていたけど、最近は意識しなくなった。それよりも行動だよね。 ~指導者た…

読書『一気に通読できる完訳「論語」』Ⅲ

「思いやり」多いな。 ~では思いやり深い態度とは?「人が尻込みすることを進んで行い、利害を考えるのを二の次にする態度さ」~ 他人がやりたがらない仕事を進んですること、自分の利益だけを優先しないこと。言い換えれば、自らを犠牲にしても人を楽させ…

読書『一気に通読できる完訳「論語」』Ⅱ

「思いやり」が出てくる。思いやりとは、他人の心情や身の上などに心を配ることやその気持ちのこと。 その人の身になって考える、推察して気遣いをすること。 ~思いやり深い者だけが善い行動をしている者を本気で愛し、悪い行動をしている者を本気で憎むこ…

映画『ストーリー・オブ・マイライフ』

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語 (2019)LITTLE WOMEN 監督 グレタ・ガーウィグ 市内の劇場で鑑賞。私は『若草物語』を読んだことはない。ただ、この作品の予告編はもう飽きるほど観ている。きっとコロナの影響で新作の封切りが次々と延期に…

読書『一気に通読できる完訳「論語」』(佐久協)

一気に通読できる完訳「論語」(祥伝社新書279) 2012/6/2 佐久 協 (著) ドラゴンズに入団した根尾選手が親から読むように勧められたのが渋沢栄一の『論語と算盤』だった。そうか、論語ってそんなにためになるのか。そんな気持ちで本書も手にした。 ~指導者た…

映画『ANNA/アナ』

ANNA/アナ (2019)ANNA 監督 リュック・ベッソン 仕事を1時間切り上げて職場から直接向かう。本作品は近隣では上映されておらず、なじみの薄い映画館で鑑賞した。ゆえに私には珍しく正規の値段で鑑賞。 「レオン」「タクシー」「トランスポーター」など数々…

読書『いなしの智恵』Ⅲ

環境問題に触れている。 ~現在すでに人類は地球1.5個分の生活をしていて、このままでいくと30年後には、地球が2個必要になる。われわれが欲望のままに豊かさの量ばかり追い求めていては、人類がこれから先も地球で生き続けることはできないということ。…

読書『いなしの智恵』Ⅱ

「いなし」という言葉について記述されている。 ~相手を力でねじ伏せるのではなく理解し、尊重しながら安心安全な暮らしができるように工夫する。それが厳しい自然と共生していく中で、日本人が身につけていった「いなし」の精神である。~ 「相手をねじ伏…

読書『いなしの智恵』(涌井雅之)

いなしの智恵 日本社会は「自然と寄り添い」発展する (ベスト新書) – 2014/3/8 涌井 雅之 (著) 「いなす」を調べたら「相手の追及・攻撃などをはぐらかすようにあしらう。」とあった。 ~世界全体の~陸地面積のうちたった0.25%しかない日本列島で、世界で…

映画『プレーム兄貴、王になる』

プレーム兄貴、王になる (2015)PREM RATAN DHAN PAYO 監督 スーラジ・パルジャーティヤ 私はインド映画が大好き。インド映画は、演技も大げさ。ストーリーも大げさ。演出も大げさ。ダンスも音楽も大げさ。だけど、観ると元気になるのです。 少しだけ下調べを…

映画『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』

9人の翻訳家 囚われたベストセラー (2019)LES TRADUCTEURS/THE TRANSLATORS 監督 レジス・ロワンサル 隣市のミニシアターで鑑賞。次の映画が目当てだったのだが、その前に上映される本作も高評価だったので予備知識は何もなく観ることにする。ミニシアターは…

読書『ビジネスエリートの新論語』Ⅳ

本書の発刊は1955年。当時のサラリーマンはそんなに気楽な稼業だったのだろうか。60年以上たった今、世の中に働く人の気楽さはない。 ~死ぬまで働けるような自分を在職中から育て上げるべきだ。在職中サラリーマン稼業以外の技能をえいえいと養うべきである…

映画『怒り』

怒り (2016) 監督 李相日 コロナの影響?で特別上映されていた。2016年封切り当時はそんなに興味を持てなかったのだが、某サイトの評価が高かったので鑑賞を決めた。仕事を2時間早く切り上げて市内の映画館で鑑賞した。 超大作といっていいだろう。なぜなら…

読書『ビジネスエリートの新論語』Ⅲ

気になった記述をピックアップしたい。 ~魅力のある笑顔というのは一朝にして仕上がるものではなく、その人間のすべてを表現するものとして人格内容のあらゆる集積が裏打ちされている。魅力ある笑顔はサラリーマンにとって多少の才能よりもはるかに分のいい…

映画『子どもたちをよろしく』

子どもたちをよろしく (2020) 監督 隅田靖 仕事を放り投げて帰宅し、すぐに家を出て、隣市の通好みの映画館で鑑賞。題材が「子どものいじめ」であり興味をそそられたのだ。午後6時からはレイトショーで1000円だとなっていたのだが、この時期はやっていないと…

読書『ビジネスエリートの新論語』Ⅱ

私が本書を読んで感心したのは、組合に関する記述があるからだ。 ~大切なのは公憤だ。正しい合理精神から判断した結論をほんのチョッピリでもいいから、組合という公憤の機関に反影させることだ。いまは公憤の代行機関として組合というものがある。これを正…

`読書『ビジネスエリートの新論語』(司馬遼太郎)

ビジネスエリートの新論語 (文春新書) – 2016/12/9 司馬 遼太郎 (著) 司馬遼太郎と言えば歴史小説。彼の作品は分厚くて、手が出ないな。私は200冊以上読破してきたが、その中で小説というジャンルはほとんどない。彼の新書が売られていたので読むことにした…

映画『ラッシュ/プライドと友情』

ラッシュ/プライドと友情 (2013) RUSH 監督 ロン・ハワード コロナの影響で、数々の新作の封切りが延期されている。そのため、どの映画館も「特別上映」として人気作のリバイバルを上映している。こういう取り組みはとても嬉しい。本作は、評価が高かったの…

読書『「すり減らない」働き方』Ⅳ

「時間の主導権」という言葉が出てきた。 ~以前ほど精神的な忙しさは減った。それは、自分自身が「時間の主導権」を取り戻したことです。「時間の主導権」とは何か。それは時間の使い方を自分で決められるかどうかということです。~ 私は「時間の主導権」…

読書『「すり減らない」働き方』Ⅲ

~生き抜くためには、息を抜くことこそ大事なのです。~ 息を抜くとは、精神的にも、時間的にも、仕事に振り回されないことだと考える。 ~自分の業務の範囲を明確に決めていて、言われたことしかやらないようにしていました。会社での付き合いも、歓送迎会…

読書『「すり減らない」働き方』Ⅱ

~悪いのは人ではなく仕組みなのです。彼らは、自分の責任を放棄しているともいえます。どうやったらもっと要領よく仕事ができるようになるか教えるのも上司、先輩の仕事ではないでしょうか。~ 我が職場の管理職も、要領よく仕事ができるようになるための指…

読書『「すり減らない」働き方』(堂見陽平)

「すり減らない」働き方 (青春新書INTELLIGENCE) – 2013/4/2 常見 陽平 (著) 私は、すり減る働き方をして休職に至った。 黒板に向かいながら、「こんなに働いているのに、どうしてうまくいかないのだろう」「どうしてこんなに忙しいんだろう」と自問していた…

読書『西田幾多郎』Ⅱ

難しい本である。だけど、「あっ」と思うところもある。 ~必要なのはむしろ、「私が、私が」という自我を消し去ることなのでしょう。「無の自覚」なのです。~ 私などは、ついつい自分を押し出そうとしてしまう。自分の思い通りにしようとしてしまう。 ~人…

映画『娘は戦場で生まれた』

娘は戦場で生まれた (2019) FOR SAMA 監督 ワアド・アル=カティーブ エドワード・ワッツ 隣市の映画館で鑑賞。高得点であるため、自粛前からずっと気になっていた映画である。 シリア内戦の中の民衆を描いたドキュメンタリーである。アサド政権に反対する人…